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バゲラの目指す鞄作りのお話です。

鞄づくりは料理と同じでほとんどが素材につきると思います。
良い素材を最大限にいかす鞄を目指しております。

軽くて傷がつきにくい鞄がやはり大きなニーズで、
市場に出ている鞄の多くはそのタイプです。
一般的な考え方としましては
革に関しては軽いものを用い、
紙や合成繊維などを貼って
張りをもたせる方法をとります。
そうすると革の繊維の方向を気にせず
合わない部分でも使うことができるので
コストも安く、作業性もあがります。
ただ、従来の革鞄の特質である「良い歳を重ねる」
という部分が薄れてしまいます。


バゲラをたちあげる際に、「メイドインジャパン」にこだわって
ものづくりをしたいという気持ちから国内の製革所や代理店を
まわりにまわってお話をうかがいました。
現在でも常に情報があれば出向いています。
国内の製革の現状は私たちのような小さな製作所には向かず、
お売りいただけないことがよくありましたが、
一番残念なことは、PL法の影響などで風合いのある
昔ながらの革の製法が受け継がれていないことでした。
バゲラではその中でも国内産の数少ない良い革を厳選して
お使いさせていただいております。
他はヨーロッパなどの革を中心に展開しております。

バゲラが考える良い革とは、
職人がこだわりとプライドをもって丹念に仕上げる革です。
カットサンプルではなかなかわかりにくいところですが
立体にしあがってくるとその差は歴然です。
密度が高く、美しい平面と曲面をかたります。


作業はその美しさを引き出すことの積み重ねで
それは必然的に強度につながります。

そのように素材に導かれながら作る鞄が
「バゲラの鞄」でありたいと思っています。

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